
生徒の皆様にも、大ホールで歌って欲しい
これまで、定期的に、生徒様たちの発表の場を設けてきました。
このたび、皆様と共に更なるステップアップすることを目指し
これまで主に発表会を開催してきた小ホールではなく
小金井宮地楽器ホールの大ホールでの開催を決意しました。

ホールで歌う意義(2026年5月 教室会報より)
ヨーロッパの声楽界では「歌手は劇場が育てる」という言葉があります。
広く、高い空間でオーケストラを超える声を手に入れるためには、この空間で声を飛ばすということに慣れる必要があります。そのためドイツなどの劇場でみられる「専属歌手システム」というのは歌手のキャリアや技術向上のためにとても意義のある制度だと考えています。
毎日のように劇場で様々な役を歌い、本番がない時にはカヴァーキャストや稽古が入り、次の準備をしておく。頭の理解だけでなく、感覚として声を力まず飛ばすことを覚えるには専属歌手というシステムはとても理にかなっています。
私自身の感覚としては、レッスンでできるのは基礎を作ることと、レパートリーを開拓することがメインであり、声を飛ばす感覚というのは実際に広い劇場でしか培われないと考えいます。その意味で、生徒が実際に本番で歌う機会というのを、とても大切にしてきました。
最終的にはレッスンで培った技術を本番で使うには、自分の感覚で掴んでいくしかないからです。
そして、「お客様の前に歌う」ということにも慣れて欲しい。「間違わないように」「うまく歌わなければ」「緊張してしまう」などのメンタル部分の慣れもとても重要で、自分自身というメンタルを持った楽器を、自分で演奏するということに挑んでほしい。
世界三大テノールの1人プラシド・ドミンゴも若い頃、専属歌手として仕事をしていました。その頃の彼は主役を歌えるような歌手ではなく、基本的に脇役ばかり。たまに主役を歌っては大失敗することもあったようです。
しかし、当時有名な歌手の仲間入りを果たしていたドミンゴの妻と劇場の指揮者が、舞台が空いている時に毎日のようにドミンゴをレッスンして彼を鍛え上げたといいます。ドミンゴ自身はこの頃を「黒の時代」と呼びますが、この時代がドミンゴの声を作ったと本人も言っています。
このことから分かるのは、レッスンと、広い劇場で歌うという両輪が彼の声を作り上げたということであり、1人で気持ちよく歌うのではなく、常に第三者の耳と共にあったということがわかります。
今回(5/16)、門下の皆様と大ホールで演奏する機会を作りましたが、とてもよく響く小金井宮地楽器ホールで、皆様それぞれの課題に向き合ってくださることを祈っております。
「うまく歌おう」「誰かのために歌おう」などと考えなくて大丈夫です。
自分の芸術、自分の声の成長のために歌ってください。
お客様がどう判断するかは、私たちにはどうにもできないものです。だとするならば、私たちができることは、最大限良いパフォーマンスができるよう努力することのみです。
小林勉(STUDIO CANTIAMO主宰)
常に、向上心を。
STUDIO CANTIAMOのレッスンでは、
「発声」「発語」「発音」は切り離せないものだと考えています。
どれか一つだけを改善しても、すぐに限界が来てしまう。
声の仕組み・息の流れ・言葉のニュアンスを一体で扱っていくからこそ、
本当の意味での「声の自由」が手に入ります。
▼大ホールでお会いしましょう

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